|
|
|
|
|
*押してもダメなら……、引いてもダメなら……。あっ、そうなのね!! の159、Brera&Spiderシフトノブ交換の巻 |
|
押しても引いても回しても……。
左右に強くヒネりながら、思いっきり引き抜く! なんとも原始的なシフトノブ交換。
さっそく挑戦。 あれっ……? 渾身の力を込めてみても、まったくビクともしません。まだ足りない? いえいえ、そうではありません。気分次第(?)でコロコロ変わるイタ車の世界。実は159/Brera&Spiderの6速マニュアルシフトノブは新たな方法で固定されています。いったいどうやって!?
というわけで、さっそくチャレンジです。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
というわけで始めましょう。さて、実はこのシフトノブ、秘密はトップ部分に隠されています。
シフトパターンが刻まれたこのトップ部分がキャップ状になっています。まずはこのキャップを取り外すことからはじまります。
小さめのマイナスドライバー等を2本用意してください。 |
|
シフトノブとトップのキャップの隙間にドライバーを差し入れるようにします。キャップは前後方向に2本の爪が出ており、シフトノブと
固定されています。両サイドから少しずつ平均的に持ち上げるように力を加えてください。
二度と使わないよ、という男気溢れる方は一気にガンッ!とやっちゃってもいいですが、まあ、ここは繊細に。 レザーを傷つけないように少しずつ、です。
|
|
はい、こんな感じです。ある程度まで持ち上げれば、あとは手でスポッ、と抜けます。はい、見えてきましたね。アレがガッチリ、の秘密です。
|
|
こうなってるんですね。ボルト留めされています。どんなに力を入れても動かないわけです。
頭のサイズは10mm。ソケットレンチでボルトを取り外しましょう。
まるで親の仇か! の勢いで固く締められてるものもあれば、フニャ〜ンとユルユルのものも。まあ、これがイタリアです。
|
|
はい、外れました。シフトノブを抜きましょう。
クルマ側に残ったスプリングはそのままにしておいてください。
グリスがべっとりついてます。気をつけてください。
|
|
リバースロックタイプのシフトノブには、ご覧のような2本のスプリングが付属します。これは車側のシャフトと、シフトノブ側の穴径の差を埋めるためのスペーサー的な役割を果すものです。
Alfa Romeoの場合、太い方のスプリングを使用します。シフトノブ裏側の穴に差し入れてください。そのままでは装着時、スポッと抜けてしまいますから、固定用のイモネジを軽く締めてスプリングが落ちないようにしてください。
|
|
それでは取り付けです。
シフトノブを差し入れ、サイドの固定用イモネジをキュッ。
はい、完成です。とその前に……。
|
|
リバースロックリングはスムーズに動きますか? そして、きちんとリバースにシフトできるでしょうか。ごくまれに、リバースロックリングが本来の位置まで持ち上がらず、リバースにシフトできない、というケースが見られます。そういった場合は、きちんとロック解除できる位置までシフトノブの固定位置を上方にずらす等の調整をしてください。
動作確認をしたら、もう一度固定用ビスをキュッと締めて、今度こそ完成です。 |
|
お疲れさまでした。作業完了です。
こんなシフトノブ、絶対に外れないよ。とあきらめていたみなさんも、取り外し方さえわかればほら、このとおり。実にカンタンじゃありませんか。特別なコツもテクニックもいりません。できるかなぁ、と悩むほどのことでもありません。それよりむしろ、シフトノブどれにしよう!
のほうが大変かも。
さあ、アレコレ悩むその前に、まずはやってみる。それが肝心です。
Do It Yourself コーナーでは「こんなことをやってほしい」、「これを付けてみて!」等々、皆様からのリクエストをお待ちしております。
Do
It Yourself リクエスト
|
|
|