イタリア自動車雑貨店
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2006

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2006年03月31日
『Dr.スランプ』

みなさんこんにちは、鶴仙人です。

突然ですが、私が今イタリア自動車雑貨店でアルバイトをしているのは、当然なのか偶然なのかわかりませんが、イタ車がその媒介になっていることは間違いありません。

で、イタリア車に関心を持つようになったきっかけはというと、鳥山明の漫画『Dr.スランプ』に登場するアウトビアンキA112アバルトだったように記憶しています。

鳥山氏の描くA112は、ごらんのようにデフォルメされていて、実車の持つ可愛さと迫力が同居した独特の魅力をさらに強調した絶妙のタッチで描かれています。

彼自身、大のクルマ好きらしく、作品の中に様々な名車がさりげなく登場します。特に小型車がお気に入りのようで、初代ホンダ・シティやマツダ・キャロルなどがアラレちゃんやセンベイ博士と共に、鳥山ワールドを演出しています。

中でもA112は、単行本の背表紙にある作者近況のコーナーで、作者がはじめて買ったガイシャ、として紹介されるなど、大のお気に入りだったようであります。

むかーしむかし、鶴仙人の実家の近くにも、白いA112があって、見かける度に鳥山ワールドと現実世界がダブってみえたのを、今でも覚えています。A112を見ると、近くにニコチャン大王もいないかな、なんてアブない妄想です。

なんてことを考えていると、無性に『Dr.スランプ』が読みたくなってきました。古本屋でまとめ買いしてしまおうか、って感じです。A112オーナーの方も、一度読まれてはいかがですか? ちょっと異色のA112グッズといえるかもしれませんね。
14:34 by 鶴仙人


2006年03月30日
ピュウ・ルンゴ(piu lungo)

孤独にバールのカウンターに座っているこのベア、皆さん見覚えありますか? 

2月26日の『今日のイタ雑』に相棒のキジムナーと一緒に登場したあのベアです。四谷のお店に来られたお客様の中にはこのベアに会われた方も多いはず。でもこのベア、とうとう新しい飼い主が見つかって、イタリア自動車雑貨店から出て行っちゃったんですよ。

相棒のキジムナーは今独りぼっちになって、寂しくいつものようにエスプレッソをお湯で薄めたヤツを飲んでます。そうそうキジムナーお薦めのお湯で割ったエスプレッソ、正式には「ピュウ・ルンゴ(piu lungo)」というそうです。本場イタリアでも結構好きな人が多いようで、僕も試してみましたが、エスプレッソの濃厚さが残ったレギュラーコーヒーって感じでなかなかナイス。

四谷のお店に来られた際には、是非皆さんもお試しください。
13:15 by ヤバト


2006年03月29日
予想的中?

勝ちましたねぇ、DUCATI。しかもカピロッシのポール・トゥ・ウィン! なんとなくそんな予感がしたんですよ。
前回のフィジケラに引き続き、ここで書くと勝つ、みたいな。じゃあ、さっそく第3戦、オーストラリアG.P.予想に参りましょう!
スミマセン、調子に乗りすぎました。

予想はさておき、Ferrari、そろそろ勝たないと。いいじゃないですか、少しくらいウィングがたわんだって。Ferrariですもん。マクラーレンだってたわんでるんでしょ。いいですよねぇ、ああいうの。レギュレーションの隙間というか微妙な所を突いて大人気ないアイデアでヘンなマシンを走らせる、昔で言ったらゴードン・マーレー時代のブラバムとか。ファン・カーでしたっけ? 掃除機みたいなヤツ。個人的には大好きなんですけど。

ヘンなマシンといえば1992年のFerrari。F92A、ヘンでした。素人目にも、どうなのよ、って感じのあのカタチ。
やっぱり走らなかったですもん。かわいそうなカペリ。でもカッコよかった! ミニカー、何台も作ったくらいです。
Ferrariでいえば1994年の412。コレもカッコよかった。シーズン途中で失敗に気付いて無理やりボディをカットする、なんてチカラワザに持ち込んでましたけど。
そんな、妙にカッコワルいのに、そこが逆にカッコイイマシン、バンバン登場して欲しいんですが。エロカワイイみたいな。ぜんぜん違うか。

スミマセン、また調子に乗りました。
更新前でちょっとテンパってます。で、恒例のチラ見。F1観戦にももってこいのアイテム、到着してます。
Ferrariのノーズにもこのロゴ、輝いてます。そうです。FIATレタードシリーズ最新作、トロリーバッグです。
ダークブルーのツヤツヤボディがGood Looking! です。
13:50 by ジョナタン


2006年03月28日
ミーハーな母を魅了するイタリア車は

かなーり久しぶりの出番を迎えました。マーチです。昨日は東八道路・井の頭公園付近をドライブして参りました。枝周りはうっすらピンク色。今週末はお花見ピークですね!

さて、先日上京した母(3月生まれ)に1台のミニカーをプレゼントしました。以前から欲しがっていたMASERATIのミニカーです。イタ車に携わるバイトをする娘に影響されたのか、なぜMASERATIなのかは分かりませんが、とりあえず希望通りMASERATIのミニカーを渡しました。

喜んでもらえたので私としても大満足なのですが、ミニカーを欲しがるなんてちょっとビックリ。一緒に歩いているときも洒落た(?)車を見るとすぐに車種を聞いてきたりと意外に熱心。私以上のミーハーだとは思っていたけれど、とうとう車好きまで始めてしまったのかと。

「この前MASERATIの写真を見てね、云々……」

広告の影響でした。2台目の購入を考えて熱心に広告を見ているうちに、車の魅力にとり憑かれてしまったようです。「2台目は燃費のイイ小さい車を買うんじゃなかったっけ?」なぁんて私の疑問はお構いなし。ただ、別れぎわ目の前に停まっていたMASERATIには気づかず素通り。実車には気づかないなんて……!! 

11:19 by マーチ


2006年03月27日
更新カウントダウン

イタリア自動車雑貨店のWebページは、この『きょうのイタ雑』を除いて月2回更新。更新までにはいろんな作業があります。
写真を撮り、加工し、それぞれのアイテムについてのキャプションを書き、ダイジェストでお見せする部分の原稿を書き、ページを作り――と盛りだくさん。それを社内のスタッフで手分けをしています。2週間ってあっという間なんですよ。

そして、さぁ、更新が終わったぞ!! とゆっくりしている間もなくご注文殺到。レアな1点モノなんかがあると、すぐに完売表示を出さなければなりません。だからパソコンの前に張り付いてます。でも、注文確定しない状態のままでは、わたしたちにそのアイテムのご注文が入っているかどうかがわかりません。みなさんがお買い物を終えて、送信してくださった時点で初めてそのご注文内容を確認できるんです。だからほんの何十秒かの差で、1点モノが何人もの方のご注文に含まれていたりします。で、完売のご連絡をしたり、出荷の準備をしたりで大忙し。

更新直後のご注文数は、みなさんに注目していただけたかどうかのバロメーターなので、どんどんご注文が届けばヤッター!! という感じ。あまり来なければ、何がいけなかったのかな? と反省。そんなふうにWebの更新は、みなさんの反応をダイレクトに感じられるので、やりがいのある仕事です。

さて、もうすぐ4月1日の更新。間もなく原稿の締め切りなので、結構焦ってます。
そうだ、この間入荷したばかりのかわいいアイテムを見て、心を落ち着かせようかな。わたしのお気に入り。
みなさんにもちょっとだけお見せしますね。4月1日の更新をお楽しみに。
13:57 by たまご


2006年03月26日
スーパーカーの日

読者の皆様、お久しぶりです。鶴仙人でございます。今日は何の日、スーパーカーの日です。

ウイークデーはクルマ、車で溢れかえる東京の路上ですが、日曜の朝はいつもの混雑がウソのようにがらがら。もちろん当店の前の新宿通りも、絶好のドライブコースと化します。いつも電車でいらっしゃっている皆様、今度は是非愛車でドライブがてらいらしてみてはどうでしょうか?

そんな道路事情につられて、どこからか這い出してくるのでしょうか、今日は通勤の道すがら、スーパーカーをよく見る日です。地下鉄の駅を降りてまず見たのは、生まれてはじめて見ましたマクラーレンF 1 !実在するのか疑問だったスーパースポーツ、ホントに存在することを知りました。そしてトドメは、ランボルギーニ・ミウラ!ボンネットをこれでもか!と開けて道路脇に佇んでいるその個体は、まさにこの本と同じ鮮やかなオレンジ色でした。なんだか絶滅危惧種のトキとイリオモテヤマネコを同時に見たような、そんな感じでした。

朝からインパクト大な一日ですが、この分だと今日はもっと凄いクルマが見られるかも、と変な期待をしています。スーパーカーオーナーで物好きな方は、是非イタ雑まで遊びにいらしてください!
11:26 by 鶴仙人


2006年03月25日
フレグランス

「このお店の匂いはなんですか?」

「これこれ、これです」(と例の匂い板を差し出す)

昨日から新しいスタッフがひとり増えました。春だし、やっぱり新しい出会いは嬉しいものですね。

上の会話はそのスタッフとぴろりのやりとり。

新しいスタッフが入ると皆そろって、この匂いは何かと聞きます。そして、イイ香りですね、と言うのです。しかし、毎日毎日この香りをかいでいると、正直イイ香りだな、なんて思うことはありません。

でも、毎日毎日何十枚と売れるフレグランス、やっぱりいい香りなんでしょうね。

それとも、トイレットペーパーよろしく、予備がないと落ち着かない日用品と化しているのでしょうか。

どちらにしても恐るべしフレグランス、シャ○ルも真っ青の人気の香りです。

12:06 by ぴろり


2006年03月24日
開幕ラッシュ!

勝ちましたねぇ、フィジケッラ。まさか本当に勝つとは思っていなかったので(失礼)、正直、ビックリしました。あと、野球も。イチロー、はじけてましたね。

マレーシアG.P.決勝当日は日曜日。日本との時差もほとんどない関係で、勤務時間中にレース結果が出ています。そんな日は極力ネットにも眼を通さず、家に帰ってビデオをチェックするのが僕の楽しみ。当日は、CSの生放送を見てからお店にいらっしゃったお客様も多いようで、当然F1の話にもなったのですが、大事な結果については皆さん、さすが大人!
「それは帰ってからのお楽しみということで」と、内緒にしてくれます。

ネットもチェックせず、お客様との会話にも気を遣い、さぁ、後は家でオンエアチェック! なんて帰り支度をしていると、「あ、フィジケラ勝ったんだ!」 の一言。
もう、ぜんぜんダメダメです。せっかくの努力が水の泡です。インターネット禁止です。
「シューは6位だって。」もう、やめてくれー!
もしかして、嫌がらせかも……。

今週末はいよいよ2輪WGPも開幕! Ferrari移籍! なんて仰天ニュースも飛びかうヴァレンティーノ・ロッシ、今年も勝ちまくるんでしょうか。
DUCATI、今年はどうでしょう。カッコよさでいったらずば抜けてるし。サーキットでのあの美しさといったらFerrariに勝るとも劣りません!
というわけで、日曜日のイタ雑はネット禁止。今、決めました。なんてね。
13:37 by ジョナタン


2006年03月23日
新しい仲間

もう随分桜のつぼみが膨らんできて、何輪か咲き始めたところ。そんな様子を横目でみながらきょうも出勤してきました。わたしの家のすぐ近くに桜並木があるので、満開になるとすごくきれいなんです。でも楽しめるのはほんの1週間ぐらい。パーッと咲いて、パーッと散る、桜って本当に潔いですよね。

桜が咲く季節ということは、卒業、入学、転勤なんかで環境が変わる時でもあります。緊張でドキドキしたり、期待でワクワクしたり、そんな気持でいる方も多いのでは?

そして、イタリア自動車雑貨店にも明日から新しい仲間がやってきます。きっと今頃ドキドキしているんじゃないかな? 新しいことを覚えるのって、とっても大変です。イタリア自動車雑貨店で働く仲間が最初に直面する壁は、そのアイテムの多さ。とにかく店内の商品が一体何なのか、どういったものなのか、理解できるようになるまでに時間がかかります。そこが一番苦しいところ。イタリア自動車雑貨店の常識を自分自身の常識にできるまでがとにかく大変なのです。

でも、自分自身もそうだったんですが、壁を越えたな、と感じられる時が必ず来ます。そうすると不思議なくらいに楽な気持になれるんです。頻繁にイタリアから届く荷物に一喜一憂し、毎日のいろんな処理に忙殺されながら、少しずついろんなことを覚えて、できるようになって……。そうすると、今まで目に入らなかったことにも気づくようになって、楽しくなってくるんです。

明日から来る仲間も、そんなふうにイタリア自動車雑貨店での日々を過ごしてくれればいいな、と思います。いろんなことを一から覚える苦しさと楽しさを感じてくれればうれしいな。

新しい仲間を迎えるにあたって、自分が働き始めた頃のことを思い出しちゃいました。初心忘るべからず。
13:47 by たまご


2006年03月22日
実車もミニチュアも

きのうは祝日ということで、新宿通りには、色とりどりの珍しいクルマが並んでいました。

ディーノ206、ディアブロ、バルケッタ、バルケッタが一列に、「黄、オレンジ、赤、赤」と並んだ光景は、かなり濃かった。

確か、オレンジ色って自然界で一番目立つ色らしいんですよね。だから、危険物とか、消防とか、そういうところで、オレンジが多用されるんですって。

オレンジのディアブロ、危険な感じがしてピッタリですね。

ところで、先日イタリアから届いたばかりの荷物に、F40のミニチュアモデルがありました。赤、黄ともに入ってきたのですが、どちらも捨て難い! エンジンなんか、とてもリアルに作られていて、見入ってしまいますね。

まだWEBにはアップしていないので、ちょっとだけお見せします。
12:54 by ぴろり


2006年03月21日
アリタリア航空のお話(主にCIに関してですけど)

えーと、今日はアリタリア航空のお話などしてみましょうか。

イタリア車好きの方なら、ストラトスと言われればアリタリアカラー、131ラリーアバルトと言われてもアリタリアカラー、と連想ゲームをなさると思います。
それでもって両車をデザインしたのはベルトーネと、これまた思い浮かぶことでしょう。
では、アリタリア航空のロゴやら飛行機のカラーリングをデザインしたのは誰かと言われて思い浮かぶ方は少ないかと思うんですけど、いかがでしょうか。
もしかしてご存知の方が多かったら釈迦に説法ですね、その際にはごめんなさい。

で、アリタリア航空のCIデザインを最終決定したのは当然イタリア人なのですけど、デザインそのものはLandor Associates(ランドーアソシエーツ)というアメリカはサンフランシスコに本社をかまえるデザイン会社の手によるものなのです。そんでもって、この会社がデザインした代物というのが、実はとんでもなく私たちの身のまわりに溢れていたりします。

ペプシコーラにクアーズ、マイクロソフトにフェデックスなどなど。そうそう日本の郵便局と東京ガスや子供の頃に集めた森永エンゼルマークもそうでした。他には例を挙げるのも嫌になるくらいの数の航空会社のCIも仕事の一部なのですけど、最新のJALのデザインもこの会社の手によるものです。

でもって、アリタリア航空は1970年からボーイング747型旅客機(いわゆるジャンボジェット)を導入するにあたって、それまでのとてつもなく古めかしくなってしまったカラーリングやら何やらを一新しようとした訳ですね(その古めかしいカラーリングは私が書いたレトロモビルの回をご参照ください)。この当時はアリタリア航空でも超音速旅客機を導入しようかとボーイングに仮発注までしてしまうくらいに未来に対して夢を描いていた時代だったようです。

しかし、まあー、現在になってみると超音速旅客機は結局買えずに終わってしまったのが、イタリアらしいと言えばらしいお話でした。
で、かれこれ30年以上ずぅーっと同じCIで通している航空会社というのは少数派で、どこの国の航空会社でも(ロシアやら東欧あたりも)CIの変更を1度や2度、場合によってはそれ以上にしております。余談ですけど最近は色数を減らしてコスト削減するのがトレンドのようです。これは最新の機体に古いCIが合わなくなって変更されたり会社が合併して社名自体が変更になったりするのが主な理由なのですけど、アリタリアは合併もされずに今のところは我が道を行くようですし、最新のボーイング777を導入してみてもLandor Associatesのデザインは古臭くならなかったということで
アリタリア自身もこのカラーリングを気に入っているようです。

私もとても気に入っているんですけどね、このカラーリングを。
でも、いざ乗るとなると他の航空会社を選びがちなのは昔に経験したストライキ多発のせいなのか、機材故障多発のせいなのか、その他のトラブル多発のせいなのか謎なんですよ。今はとても良くなったと聞いておりましたので昨年久しぶりに乗ってみたら快適でしたけど……。

うーん、刷り込まれてしまったイメージというのは恐ろしいものです。
あ、乗らなかった一番の理由は私がよく行くイタリアの都市への乗り継ぎがえらく面倒なせいでした。
11:02 by ジャイ


2006年03月20日
308Quattrovalvole

こんにちは鶴仙人です。昨日は春二番?らしき強風が吹いてなにやら荒れ気味のお天気でしたが、今日の東京は雲ひとつない快晴!春めいてきて、いい気持ちです!

今朝、いつも通る目黒通りで、真っ赤なFerrari308を見ました。ピッカピカのフェラーリレッドのマシンは、高らかにエグゾーストノートを轟かせながら、まるで『カーグラフィックTV』のオープニングの如く颯爽と駆け抜けて行きました。

勿論、私鶴仙人の脳裏をよぎったのは例の松任谷正隆さん作曲の『The Theme Of Winner』です。妄想が始まりニヤニヤしながら目黒通りを歩く私は、ハタから見ると完全にアブない人だったでしょうね……。あ、あのオープニングは328だったかな?そこは不問にしときましょう。

308を見て思い出したのは、あれは先週でしたか、イタリアから届いた荷物の中に入っていた『308Quattrovalvole』のオーナーズマニュアル&ケースを発見した時のことです。

私、この手のアイテムに弱いんです。ケースの端っこのちょっとくたびれたレザーなんかを見ると、20余年の時空を超えて(大袈裟ですが)、当店に現れたこの一品に、なんだか宝物を掘り当てたような感動を覚えました。

納車されて何十年たっても、バリバリ現役のFerrariですが、オーナーズマニュアルだって同じです。最近のクルマには負けない、そんなオーラが漂ってきます。

このマニュアル、新車納車時の日付やオーナーの名前が記されているんですが、この幸運なオーナーは、今もFerrariに乗っているのでしょうか?
12:07 by 鶴仙人


2006年03月19日
フィジケッラより速く!

興奮気味? のぴろりに負けじと、昨夜の予選をジックリ見てしまったので眼が真っ赤です。
ルールの変更で、確かに白熱した予選風景が見られる今年のF1ですが、で、結局シューマッハは最終的にどこからスタートするの? っていうくらい複雑になってませんでした?

何台ものマシンがエンジン交換で10グリッド降格になったおかげで、(ちなみにマッサは2回交換したので20グリッド降格! だそうですが)F1の人たちも混乱してるんでしょう。たぶん。バッタバタしてるはずです。

そんな混乱の中、見事ポールポジションを獲得したのはローマのプリンス、我らがフィジコ! さすが、アッピア街道を148km/hで突っ走る男!
免許取り消しになったらしいけど……。

ちなみに彼のレースデビューは1991年、イタリア国内のフォーミュラAlfa- Boxer。そしてF1デビュー直前にはAlfaワークスジュニアティームから155を駆ってDTM、ITCにも参戦するなど、Alfa Romeoと結構深い関係なんですね。

で、そのAlfa Romeoから、Newアイテム最速入荷しました! 次回更新まで待ちきれそうにないので、書いちゃいます。ちょっとだけよ(古い!)
納車より速く! 到着したのはAlfa 159純正アルミABCペダル&フットレスト。左ハンドル用です。そしてもう一点、実車の日本到着より一足も二足も速く登場した1/43 Alfa Breraストラダーレ(市販バージョン)ミニチュアモデル。こちらはRacing 43 Elite製。気になるあなたはすぐに!お問い合わせください。

そうそう、Alfistaの皆さん、今夜はテレビの前でフィジケッラの応援もお忘れなく!
12:25 by ジョナタン


2006年03月18日
興奮

先週のバーレーンでのレースを皮切りに、F1、2006年のシーズンが始まりました。シューマッハーは2位ということでしたが、これについては皆さんどんな意見があるのでしょうか。正直なところ、私はF1にあまり長けていないので、意見という意見が出てきません。これから勉強しよう! と意気込んでいるところです。

それにしても、あの長いコースを驚きの速さで走っていること自体、想像しただけで、眩暈がしてきます。レーシングドライバーって、メンタルな面もフィジカルな面も強くなければ無理ですよね。まさに、鉄人! すごいです。

ところで、イタリア自動車雑貨店には、超、超、超レアなF1アイテムがあるわけで、F1をより深く知れば知るほど、レアアイテムが入荷すると興奮するってもんです。


興奮や熱狂って、大好きです。普段地味な性格ゆえか、そういう気持になると、燃えて萌えてくるんです。これって案外私だけじゃないはずです。イタリア自動車雑貨店にいらっしゃる方も、外見はわりと地味な方に限って、熱心に見入ったり、ときには、うおー!、なんて声をあげて激レアアイテムの前に釘付けなんてことが多いです。

これを読んでいるあなた、いまドキっとしませんでしたか? 見られてますよー。うふふふふ。でも、大丈夫、私も今年はより興奮してF1アイテムを待っていますから。皆で興奮しましょう、ちょっとコワイですね、アハハハハ。

うーん、明日のマレーシア戦、とっても楽しみです。
12:28 by ぴろり


2006年03月17日
きょうのイタ雑はきょうも続く

1月23日から始まったこのページ、『きょうのイタ雑』。まもなく開始から2ヶ月たとうとしていますが、結構みなさん読んでくださっているようで嬉しいです。
イタ雑スタッフがその日の出来事やお勧めアイテム、考えたり、感じたりしていることのあれこれを書き綴って毎日更新しています。書き手によって特徴があるでしょ?

何日か前のこと、岩手からお客様がお越しくださいました。その方々はやはりご出張で東京にいらして、当店に寄ってくださったのです。トンボ帰りのご出張とおっしゃっておられましたから、日帰りでお時間がなかったはずなんです。なのに、そんなお忙しい中、お時間を割いてわざわざ来てくださって……。ちょっと迷われたようですが、無事にお買い物をして帰られました。

その時の会話。
お客様「きょうのイタ雑に出張の時に寄る人が多いって書いてあったでしょ。そうそう、自分たちもそうだよって思ってたんですよ」

わたし「きょうのイタ雑、読んでくださってるんですか?」

お客様「毎日読んでますよ。出張できょうは見られないから、帰ったら読みますよ」

あぁ、毎日読んでくださってるんだ――って、とっても嬉しかったです(きょうも読んでくださってますか?)。
これでまた頑張って働けます。

きょうの東京はとっても暖かいです。多分花粉がいっぱい飛んでますよね。わたしは朝から鼻がムズムズして、くしゃみが出て、結構辛い状態。
でもWebの更新直後。ぼーっとしている暇はありません。たくさん出荷が待ってますから。

さぁ、全国にいらっしゃるお客様のもとへどんどん発送するべく、気合を入れて頑張るぞ!!
12:51 by たまご


2006年03月16日
更新明け

「アップ完了しました!」
ふぅ、じゃあちょっと一杯行こうか! なんてのんびりした空気を想像すらする間もなく、怒涛の出荷が始まる更新後のイタ雑です。
アップ直後、まさに間髪をいれず到着するオーダーメール!
さっそく一点モノのアレ、完売です。あ、それ残り1点! バッタバタしてます。

特に今回は94点ものNovitaアイテムをアップ。バッタバタ度も3割増(当社比)です。
更新前の予想通りに注文が殺到するアイテムもあれば、自信たっぷりのNewアイテムの反応がイマイチだったりと、うーん、難しいものです。

というわけで、今更新ナンバーワン人気はやっぱりAlfa Romeoワイン! あっという間に初回入荷分完売となってしまいました。まずは今週末から出荷開始! ご注文いただいたお客様、もう少しだけお待ちください。
そして第2陣もイタリアで出荷を待っています。3月末から4月上旬の入荷予定分、ただいまご予約受付中です!

うわっ、もうこんな時間! のんびりしている暇はありません! さぁ、出荷、出荷!
13:14 by ジョナタン


2006年03月15日
Frecce Tricoloriってご存知ですか

Frecce Tricolori(フレッチェ・トリコローリ)をご存知の方ってこのウェブサイトをご覧になっている方たちだと案外と多いと思います。
イタリア空軍が保有するアクロバット専門の飛行チームでして昨年創立45周年を迎えました。日本では、どちらかと言うと時計のEBERHARDやBREITLINGの限定モデルの方が有名かもしれませんけど、このチームは日本のブルーインパルスやらアメリカのサンダーバーズ、ブルーエンジェルスといったアメリカ型アクロバットチームと違ってじつに大所帯なんですよ。

普通に軍のアクロバットチームというと6機(4機+ソロ2機)ほどのチームを想像すると思うんですけど、これがFrecceTricoloriだと10機編隊でこれでもかと言うほどに過激な機動を見せてくれるんです。
10機の機体がタイトな編隊を組んだまま離陸したかと思うと3機-3機-3機-1機に分かれて各方向から進入してきて接触するのではないかと思われるような距離ですれ違っていったり、緑白赤の3色のカラースモークを使って、抜けるように真っ青なアドリア海の空にイタリアの国旗を浮かべてみたりと、日本では許されないような低高度でのアクロバット飛行をして観客を魅了してくれます。

現在の使用機種はAermacchi M.B.339Aというイタリア空軍が使用している練習機を改造して1982年から使用してるんですけど、これに積まれているエンジンがロールスロイス設計、イタリア現地生産のPIAGGIO製だったりするんですよ、ずぅーっと元を辿ればVESPAも作っている会社になる訳です。
いまは完全に別の会社になっていると思いますけど。

M.B.339A以前は私たちにもお馴染みのFIAT製のG.91という軽戦闘機だったんですけど、これまた格好がよいと言うかちょっとヘンな格好の機体でした。
皆さんもアメリカ型のアクロバット飛行は日本でも見る機会があると思いますが、なにかのチャンスがあれば是非ヨーロッパのエアショーに出向かれてFrecceTricoloriをはじめとするヨーロッパ型のアクロバット飛行をご覧になってみてください。
最近はそれらを見に行くツアーが日本からも催行されていますし。
もし反響があればFrecce Tricoloriグッズも探してみますので。
FrecceTricoloriについてもっと知りたい方は以下のウェブサイトをご覧ください。

http://www.freccetricolori.org/
12:14 by ジャイ


2006年03月14日
『自動車パラダイスヨーロッパ』

こんにちは鶴仙人です。みなさんいかがお過ごしでしょうか?ぽかぽか陽気の日も多くなり、春の風をいっぱいに受けてドライブ、ドライブ!そんな気持ちになる季節。今日はちょっと趣向を変えて、ドライブ旅行のガイド本をご紹介します。

ロンドンからドーバー海峡を渡り、雪の残るフランスアルプスを越えてイタリアに入り、アウトストラーダに乗り目指すは跳ね馬の聖地マラネッロ……。なんだか自動車雑誌の試乗記事みたくなってきましたが、クルマ好きなら誰でも一度はそんなドライブに憧れた経験があるのではないでしょうか?勿論ワタクシもそう、ヨーロッパ車のインプレッションなんて、ホント目の毒、羨ましくてたまりませんよね。そんな、魅惑のドライブ旅行を疑似体験できるのが、この一冊です。

ヨーロッパでのレンタカーの借り方やドライブ用語辞書といったハウツー的内容をはじめ、欧州各地の自動車ミュージアムの案内、さらにはマラネッロのリストランテ・カバリーノの案内といったカーマニアには堪えられない内容満載の一冊です。時間を忘れてしばし夢のグランドツーリングの世界へと誘ってくれるこの本ですが、さすがに休暇をどうやって捻出するかまでは残念ながら答えてはくれません。そこは皆さんご自身で、って無責任ですかね。

さて、この『自動車パラダイスヨーロッパ』、もちろん当店に在庫がございます。気になるかたは是非チェックしてみてください!
13:19 by 鶴仙人


2006年03月13日
お気に入り

現在イタリア自動車雑貨店で扱っているアイテムは6000点ほど。いろんなものが入荷してはなくなり、また入荷して……という日々を繰り返してこんなに扱うアイテムが増えました。スタッフとしては全てのアイテムに関する商品知識を持ってなくてはいけないとは思うのですが、なかなか勉強が追いつかなくて……。反省の日々です。

でも、そんなわたしが、自信をもってみなさんにお勧めできるアイテムがあります!!
それはPininfarinaのキーケース。
とても鮮やかで真っ赤な色が気に入って買ったもの。使い始めて2年以上たちますが、革にほとんど傷がつかずキレイなままなんです。一見傷つきやすそうに見えるのですが、全然平気。わたしは結構がさつなので、カバンにもガンガン気にせず入れてるんですけど。シルバーのプレート部分はちょっと凹んだりしてますが革はキレイです、ホント。

だからお客様にはその部分をよ〜くご説明して、お勧めします。時には自分のキーケースを実際にお見せしたりして。自分がいいと思えるものはキチンとお伝えしたいですから。商品に自信があるから、言葉にも力がこもりますね。

色もホントにキレイだし(赤いものってカバンの中でとっても見つけやすいんです)、傷つきにくいし、大好きなアイテムです。
ついこの間もお客様にお勧めしてお買い上げいただきました。お客様は、
「写真で見るより、実際見た方がずっとキレイですね」
と言ってくださり、
「お揃いになりましたね」
と声をかけてくださいました。嬉しかった……。

Pininfarinaのキーケース、気になっている方がいらっしゃいましたら、是非お声をかけてください。わたしの実際に使っているキーケースをお見せしますよ!! 
そして、お揃いで持ってくださる方がどんどん増えると嬉しいな。
14:00 by たまご


2006年03月12日
出会い

今日はどんな方たちに出会えるだろう。仕事に向かう電車の中で必ず思うことである。四ツ谷駅に到着。さぁ! Let's Go!!

「いらっしゃいませ」
あっ! いつものお客様だ! お会いするたび、みんなを楽しい気持にさせてくださる。挨拶代わりに冗談!?(それとも案外本気?)で
「今日もキレイだね」
と必ず私たち女性スタッフ全員に声をかけてくれる(笑)。
毎回お世辞とわかってはいても、そう言われると自然と笑みがこぼれてしまう。あはは……。

Alfaに乗っていらっしゃって、もちろんAlfaアイテムが大好きな方。新商品が入荷するとすぐに購入してくださる(本日のブログの写真は、早速ご購入いただいた最新のAlfaアイテム。まだWebにもアップしていません)。たぶんイタリア自動車雑貨店の支店が開けるぐらいお買い求めいただいているはず。す・すごい!!

でも、私は知っている。毎度お買い上げいただく商品の中には必ず奥さまへのプレゼントがあることを。しかもすごく照れ臭そうに頼むから、すぐにそれが奥さまへのプレゼントだとわかる(笑)。
私も私でわかってるのに
「プレゼント用ですか?」
と、あえて聞いたりして。
そうすると、また照れ臭そうに
「そう」
と、ひとこと☆

そして、絶妙のタイミングで奥さまが登場し、光の中に包まれてお二人は帰られて行く。う〜ん。素敵過ぎ。いつ見ても心が温かくなる私の大好きな光景である。

さてさて来週はどんな方たちに会えるかな〜♪
11:29 by ぎんなん


2006年03月11日
本日発売

本日ニューパンダのアレッシイモデルが日本で発売されるそうです。とても斬新なカラーリングの、あのクルマが街中を駆ける姿を目にするのももうすぐなんですね。

ただし、白黒パンダ以外、つまりオレンジと黄緑色に関してはご注文をお受けしてから本国に発注するかたちになるそうなので、カラフルなほうはもう少しさきかな。

イタリア自動車雑貨店の常連さんでクルマの広告関係のお仕事をなさっているTさんのお話によると、すこぶる乗り心地がよいそうで、お薦めですよぉ、といつもおっしゃっています。

あまりニューパンダには興味がなかった私ですが、あのお薦めですよぉ、の言葉に暗示にかかってしまったようで気になってしかたありません。もしも、私が買うのなら白黒のパンダがいいな。

13:13 by ぴろり


2006年03月10日
ダッシュ・アルファ

銀幕を彩ったクルマは星の数ほどあります。誰でも知っていて、素直に笑える、そういった意味で言えば「007」のボンドカーは永遠のヒーローだと思います。

子供の頃、まだ映画の字幕を上手に追うこともできないのに、ジェームズ・ボンドの操る英国情報部仕様のアストンマーチンを見て大興奮したものでした。フロントグリルに埋め込まれた機関銃が火を噴いたかと思うと、運転席のシートがサンルーフから飛び出してしまったり、挙句の果てにはボディが真っ二つにされてしまったりと、とにかく強烈なインパクトで楽しませてくれました。

我らがアルファも、ボンドカーではありませんが、似たような役回りを演じていたことを最近知りました。なんと地球防衛軍がアルファGTをベースに開発されたアルファ・ダッシュを採用、DASH日本基地に配備しているというのです。

???何がなんだかよくわかりませんか? これはテレビの特撮番組、ご存知「ウルトラマンマックス」でのお話。「サラ・アルファ」ターボエンジンを搭載し最高速度マッハ2.5…...。 スペックからして尋常じゃないのはウルトラマンならではのお約束ですが、こんなゲテモノ仕様のアルファ、鶴仙人的には嫌いじゃありません。アルファの盾の部分からなにかがニョキニョキ出てきそうな感じで、妙にハマり役なような気がしちゃいます。それにしてもウルトラマンに登場するなんて、随分とメジャーになってたんですね、Alfa Romeoって……。

13:31 by 鶴仙人


2006年03月09日
春一番が〜♪

このところ、毎日つい口ずさんでしまってます。(もちろん心の中で)
でも途中で歌詞があやふやになってしまうので、そうなったらまた最初からです。なのでいつも同じフレーズばかりなのですが……。ちなみに僕はミキ派でした。

この曲が頭の中に聞こえてくるということは、冬が終わる! ということ。これは僕的にはヒジョーにウレシイことです。春は出会いの季節! そして新しい何かが始まりそうな予感がするから。なんてことではなく、とにかく暖かいということ。それに尽きます。

春の日差しを浴びながらクルマをイジル、なんてちょっと考えただけで、今度はあのパーツを換えてみよう、とかエンジンルームをバリバリに磨こう!とか、そんなコトでアタマの中はすぐにいっぱいになってしまうわけで。そんな中でも基本中の基本、といえばステッカー。絶妙のバランスを考えながらクルマの周りをグルグルして、ここでもない、あそこでもない、なんて一枚貼るのに30分くらいかかったり。で、そのクルマを眺めながら満足感に浸って一服。ああ、なんてシアワセなんでしょう。

貼っては剥がし、の繰り返しで、今までいったい何枚のステッカーを貼ったんでしょうか。なんて冷静になってる場合じゃありません。イタリアからは続々と新作が到着しています。
で、こんなボード作ってみました。うーん、なかなかいい感じ。(語尾上げ気味で)
さて、どこに設置しましょう。ちょっとデカすぎたかも……。
13:03 by ジョナタン


2006年03月08日
きょう届くイタリアは

きょうはイタリアから書籍の入荷があります。まだ荷物は届いていないけど、そろそろかなぁ。楽しみです。中身はというと定番のCAR MENシリーズやちょっとレアなF1ものなど、うーん、これ以上はまだ言えません。
気になる方、お近くの方は是非ご来店ください。

ところで、私は書籍が好きです。書籍というか紙ものってなんか欲しくなってしまいます。読むというよりも、ものとして好きなんですよね、きっと。

昔は映画のチラシなんかを結構集めてました。東京と地方ではチラシのバージョンが違うので実家に帰ったときにももちろんチェックしていました。それから、神保町あたりで、懐かしいパンフレットを探したり。楽しいんですよね、お宝さがしって。

だから、イタリア自動車雑貨店のお客様が、クルマのカタログやパンフレットを嬉しそうに見ている姿を見つけると、羨ましくなってしまうんです。好きだからこそ、古い紙切れにも価値が生まれる。うん、いいな。

「お店はお客様が作るもの」これは昨日のうちの社長の言葉でした。古い紙切れをおもって、いまこの言葉が脳裏をよぎりました。
12:36 by ぴろり


Virus Alfa

自動車のものに限らず、優れた広告は見る人をワクワクさせてくれるものです。鶴仙人の最近のお気に入りはホンダのCM。そう、あのASIMOと2人の子供が追いかけっこをするやつです。ヨーロッパの古い建物の中庭とロボットと子供たち。この組み合わせがとってもCOOL! それでいながら何故か温かみのある、不思議な魅力のあるコマーシャルだと思います。

さて、今日のイタ雑でこんな伏線を張るからには、当然、イタ車の広告を取り上げるのが筋ってものです。マイ・フェイバリットはこれ、古いアルファロメオの広告です。熱烈なアルフィスタの方々はおそらくご存知なのではないでしょうか?キャッチコピーはたった一言”Virus Alfa”。その意味するところは言わずもがな、ですね。デザイン、コピー共々、一目見たら忘れられない強烈なインパクト。一度ハマるとやめられない止まらない、アルファロメオの面目躍如!です。

四葉のクローバーのウイルスが、彼らのメッセージを余すことなく伝えているように、当店にも、イタリア車好きの心に訴えて止まないキャッチコピーがあります。
「心にひろがる、イタリア車の世界を−。」
このコピー入りの広告ポスターが、店内のどこかにひっそりと佇んでいるはず。普段Webでお買い物をしてくださっている皆様、是非とも東京四谷のお店に足を運んで、当店の広告ポスターを探していただけたらと思います。

12:08 by 鶴仙人


2006年03月07日
ウィークデイ

週末とウィークデイではイタリア自動車雑貨店の雰囲気が全く違います。
週末はご家族連れやお仲間同士など複数の方が連れ立ってというパターン多し。店内も時間によってはかなり賑やかです。
そしてウィークデイはといいますと、男性のお客様がおひとりでいらっしゃるのがほとんど。静かにゆっくり店内をご覧になっていらっしゃいます。

そんなウィークデイの男性のお客様は、大きな荷物を持っていらっしゃることが多いんです。カウンターでお預かりすることがあるのですが、その際に伺うとご出張で東京にいらしたという方がかなりの割合。

北は北海道から、南は沖縄まで、日本全国から来ていただいています。
「通販は利用してるんだけど、一回来てみたかったんだ――!!」
と、みなさんご出張の合間をぬってわざわざ来てくださるのです。

イタリア自動車雑貨店のある四谷は、東京駅からもJRや地下鉄で15分程度、新宿までも10分ぐらいですから、東京にご出張なんていう時には寄っていただきやすいみたい。それでも、お時間のない中来ていただけるのはとっても嬉しいです!! 

Webではたくさんお品物をご紹介していますが、やっぱり出来れば実際にお店に足を運んでいただきたいなぁ。ゆっくり、そしてちょっと微笑みながら、店内をご覧になっているお客様を見るの、結構好きです(あんまり、見られてるって緊張しないでくださいね)。

ご遠方のみなさんも、ご出張などもし機会があれば是非ご来店ください!! スタッフ一同お待ちしております。
13:43 by たまご


2006年03月06日
自動車雑誌

きょうは某雑誌編集者の方とカメラマンの方がいらっしゃって、イタリア自動車雑貨店で扱うAlfa Romeoのグッズの写真撮影を、いままさにおこなっている最中です。

皆さまにはおなじみのアイテムかもしれませんが、紙面で見ると、またWebとは違った印象が見えたりでなかなか面白いことと思います。発売が楽しみです。

さて、雑誌といえば福野礼一郎さんの『クルマの神様』は面白かった。通販で購入した365GT4/BBが届くのを船着場まで見に行ったりしちゃうくだりなんか、もう抱腹絶倒の愛おしさ(こんな気持ふだんなかなか味わえません)で読みふけってしまいます。なにしろ、凄いなぁ、と関心してしまう一冊。

彼の学者気質な部分にもっと触れたい方には『The Engine Ferrari 365GT/4 BB』をお薦めしたいと思います。まるで、人体解剖の本のごとくクルマを細部まで細かく解説したこの本は日本が世界に誇れる内容ではないでしょうか。

ちなみに『クルマの神様』は、Webイタリア自動車雑貨店では「その他のブランド」のカテゴリーに、『The Engine Ferrari 365GT/4 BB』は「フェラーリ」のカテゴリーありますので気になる方はどうぞご確認ください。
12:14 by ぴろり


2006年03月05日
IVECO製HUMMER

こんにちは鶴仙人です。さて、今日は気になるニューモデル情報です。

HUMMERが発売された時はびっくりしたものです。あんな馬鹿でかいモノがナンバープレートを付けて走れるわけがないってね。そのHUMMERも、東京の街中では最早珍しくもなんともなくなった感がありますが、今日ご紹介するのIVECO製HUMMERともいえるこの「OLTRE FIAT」です。

昨年のボローニャショーで発表されたモデルですから、もうご存知の方も多いはず。FIATグループの商用車部門IVECO社が伊、英陸軍に納入する多目的車「LMV」の民生用モデルがこれ。そう、まさにあのHUMMERと同じ成り立ちのクルマなのです。

渡河性能85cmだの、対地雷障害だの、自動車らしからぬスペックが何やら怪しいモデルですが、こんないかついクルマをさえ、ポップな感覚で仕立ててくるFIATのセンスには脱帽するしかありませんね。

日本導入は??ってとこですが、どなたか購入してイタリア自動車雑貨店の前に乗り付けてみてください。カウンタックやらストラトスやら、どんなクルマが現れても驚かない当店スタッフも、この「OLTRE FIAT」には唖然とするはずです。
11:42 by 鶴仙人


2006年03月04日
イタリアとの縁

イタリア車との最初の出会いは小学生の時でした。わたしはいわゆるスーパーカー世代。あの頃の小学生の日常には、ランボルギーニ・カウンタックやランチア・ストラトスなんていう単語が自然に溶け込んでいたものです。

スーパーカー消しゴムをノック式のボールペンで飛ばして競争したり、スーパーカーカードを集めたり、女子のわたしも普通にやっていました。でも自分たちが夢中になっているクルマがイタリア車とは意識してなかったな……。スーパーカー=カッコイイクルマという図式の中にランボルギーニやランチア、フェラーリがたまたまいた、という感じでしょうか。でも振り返ってみると、あの頃の自分の心をギュッとつかんでいたのはみんなイタリア車だったんです。

こうしてイタリア自動車雑貨店で働くようになったのも何かの縁かな? 

わたしはFerrari166MMというクルマが大好き。買えるお金があれば欲しいくらいです(絶対無理でしょうが)。たまたま仕事で行ったLa Festa 1000 MIGLIA(古いクルマのイベント)で166MMの実車を見て、もうすっかり恋焦がれてしまいました。
休みの日には家にある166MMの本を眺めて、ミニチュアモデルを眺めて、ため息ついたりしています。
あ〜あかっこいいな――。

みなさんもいろんな巡り合わせがあって、イタリア車を手にしたり、イタリアに興味を持ったりしていらっしゃるんでしょうね。ちょっと前はイタリア車をずっと乗り継いでいる、という方が多かったんですが、最近は今のクルマが初イタリア車、という方が多いみたい。

こうしてイタリア自動車雑貨店のWebページを覗いてくださったのも何かの縁です。そんなみなさんに少しでもイタリアの雰囲気やイタリア車の楽しさ、を感じていただければいいなぁと思っています。そしてここを入り口に、もっと深くイタリア車の世界を知っていただければうれしいな。

と思いながら、きょうも21個口の大量入荷商品と格闘しています。
13:50 by たまご


2006年03月03日
ハイウェイ・スター

日頃、シフトノブやペダルなど、パーツの取り付けで、お客様のお車に乗る機会が多いのですが、そんな時、ちょっとした驚きでついニヤリ、としてしまうことがあります。

それは、何気なくエンジンをかけたとき、それまで聴いていらっしゃったであろうCDがその続きを奏ではじめたときです。

思いもかけず、耳に飛び込むあの懐かしいギターの音色! Yehaaa! 思わず叫びそうになるのをこらえつつ、お気に入りのメロディが聞こえるまでじっくりボルトを締め込みますので、そんなときはいつもより少し時間がかかっているかもしれません。場合によってはアタマが小刻みに揺れているかも……。(もちろん作業はキチンとおこなっていますのでご安心ください)

最近では様々なミュージックプレイヤーの登場で、ドライビングミュージックも飛躍的に充実しているんですね。デートの前の晩、山のようなカセットを用意して選曲、編集を繰り返したあげく、スッポカされる、なんてあの頃がとっても懐かしい僕ですが、今度の休みには久しぶりにお気に入りのあの曲をガンガンに鳴らしてドライブにでもいってみようかと思います。
(その前にクルマ買わなきゃ)
14:02 by ジョナタン


2006年03月02日
洋書と調べもののお話。

今日は少し毛色のかわったお話をしてみようと思います。

いろいろと古いクルマのことを調べようと思うと以前は専門の洋書を探し出すことから始めなければならなかったんですよ。

今ほどに流通が極端に発達していなかった時代(ついこの間まで)は、まずお目当てのクルマに関しての本が出版されているか調べることからスタートして、運よく発刊されていたらこれまた専門書籍店に在庫を確認してあればしめたものですが、無ければ何ヶ月も我慢して到着を待つ、ということが日常茶飯事でした。

これは純粋に趣味として調べているときは良いのですが、仕事で、しかも急ぎの場合はもう国内中の在庫を探してもらってそれでも無ければ、その本を持っている人をこれまた探し出して拝み倒してお借りするということも日常茶飯事でしたね、やはり。

それが、この10年ほどの間に状況は激変してしまいました。そう、パソコンという便利そうでいて、じつは融通の効かない道具のおかげで検索エンジンに調べたい単語を入れれば、それらしい結果が見つかるという便利な時代がやってまいりました。

世界中のウェブサイトには信じられないほど情報があふれています。
ただ、そこにある情報は鵜呑みにてしまうとまずい場合も多々ありましてそのあたりの整合性をみようと思うと、やっぱり専門書が必要になってしまうんですよ。
最近はパソコンのモニターの前で本をひっくり返している時間が長くなってきています、実際。

本とウェブサイトは共生関係にあるような気がしておりましてインターネットの普及からこちら、発行される専門書の内容密度が濃くなっているように感じております。
数十年前に発刊された洋書の内容が今ごろになって訂正されたケースもありましたしね。
でも専門書の売り上げは落ちてきていると版元は嘆いておりましたよ、先日も。
私はマニアというかコレクターというか、つまりそういう人な様でしてネット上のデータよりもきれいな装丁の本が好きなんです。

なんかウェブサイトをプリントアウトした資料ってありがたみが薄くて。
皆さんも、とりあえずご自分のお乗りなっているクルマの本から探してみませんか。
長く乗っていても気づかなかったことが書かれているかもしれませんよ。

あ、このブログの横にアップされているTipo33の本ですが私の所有願望でして本物は所有しておりませんからね。
12:03 by ジャイ


2006年03月01日
CARABINIERI Collection

トリノオリンピックももう閉幕。お祭りごとはなんでもそうですが、始まってしまうとアッという間に終わってしまうものです。

さて、私鶴仙人にとって、日本チームのメダルの数なんかよりももっと気になる五輪情報があります。オーストリアのスキー距離、バイアスロン選手がドーピング疑惑でCARABINIERI(憲兵)の家宅捜索を受けました。何気なくその模様をニュースでみていたのですが、なんとその時オーストリア選手宿舎に横付けされたパトカーはスバル・フォ○スターではありませんか!まさかそんなはずはない、目の錯覚だ、と自分を落ち着かせようと試みたのですが、どうも気になるので調べてみました。すると、イタリア国防省のHPにちゃーんとでていました。それがこの写真。

イタリアでパトカーと言えばイタリア車=アルファ!そう勝手に思い込んでいたのですが、当のイタリア人はもっと柔軟なのかもしれません。たしかに、四駆のワゴンってそんなに沢山の車種があるわけではないですもんね。ちょっと残念な気がしましたが、よくよく考えてみれば似たようなミニカーが当店にもあることに気づいたんです。

異色の(そしてとってもマニアックな)ラインナップのCARABINIERI Collectionは大人気のシリーズですが、その中にLAND ROVER DEFENDERがあるのです。イタリア車でなくたって、シックなネイビーのペイントを身に纏えば、それはもうイタリア。このスバルだって、そこはかとなくイタリアの香りがするじゃないですか。さて、定期的に発売されているCARABINIERI Collectionですが、フォレスターの商品化はあるのでしょうか?気になるところです。

11:33 by 鶴仙人


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