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2006

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2006年12月29日


一昨日、昨日と、気が抜けてしまうほど暖かかったのに、今日は一気に冬本番の寒さです。
世の中的には、仕事納めでホッと一息ついていらっしゃる方も多いはず。こんな、ちょっと気が緩んだ時って、ビックリするくらい簡単に風邪ひいたりするんです。せっかくのお正月を、寝正月にしないよう、十分にお気をつけください。(オトナの冬のご挨拶みたいですね)

さて、「冬」といえばジョナタン的にはやっぱり雪が必需品。雪の多い所で育った田舎っ子なので、気温的には結構暖かくてすごしやすいはずの東京の冬も、雪がない景色は「寒々しさ」が倍増する感じでちょっと苦手かも。まだヤング・ジョナタンだった頃、授業中に降りはじめたりすると、もう窓の外をずーっと眺めてたものです。外の風景が、少しずつ白く覆われてゆくのがとても不思議な感じで好きでした。おかげで大事なことを聞き漏らしたりしましたけど。

あともう一つ、雪が降り積もるにつれて、いろんな音が消えてゆくんですね。道路や建物に反射していた雑音が、雪の層に吸収される感じっていうんでしょうか。文字通り「しーん」とした感じがとても好きです。「雪がしんしんと降る」なんて言葉を初めて聞いたのはいつのことだったかもう忘れてしまいましたが、雪はやっぱり「しんしん」だなぁ。

なんて、もの想いにふけってばかりじゃありません。雪が降ったら、まず雪合戦は基本でしょう。雪合戦というよりは、いかにして相手の背中に雪を入れるか合戦。冷たい!
あと雪だるま。っていうか、やみくもに雪を転がして巨大な玉にしてただけでしたけど。最終的に手に負えないほど大きくなって通学路に放置。次の日はもちろん呼び出しですよ。チェッ。

東京でも、一冬に一度くらいは雪が積もりますから、あの「しーん」とした夜を感じることができるんですが、次の日が大変です。すぐに溶け出して道はグチャグチャになるので、こうなるともうウンザリした気持ちで一杯です。

さて、皆さんはどんなお正月を迎えられるのでしょうか。たまには、手袋もしないで雪まみれになっていた「バカな小学生」時代に戻ってみるのもいいかもしれません。あと、雪道でのドリフトごっこ。あんまり調子に乗るとガチャーンなんて悲しいことになるのでホドホドに……。

あ、そうですそうです。大事なコト。今日の日替わりはRistrante Cavallinoセラミック灰皿です。なんといっても by Richard Ginoriです。これ、どう見ても灰皿っていうより、小皿にしておせち食べる用です。
13:43 by ジョナタン


2006年12月26日
どこに行ったの?

あれっ、サイフは? クリスマスを直前にした先日の朝の出来事でした。
いつものバッグにいつものように手を突っ込んでみても、そこにはレシートだのネジだの、といった何の役にも立たないものがゴロゴロとしているだけ……。

ただでさえ寒い冬の朝を、さらに凍りつかせるようなこの気持ち。前夜の行動を何度も何度も思い出してみても、やっぱりサイフはこのバッグの中に入ってなきゃいけないはずです。うーん、どこ行ったのよ。コンビニで買い物をしたところまではハッキリ覚えてます。

そこから家までのわずか200m程の間に何が起きたんでしょうか。もしかして家においてある? いや、それはありえない……。キャッシュカード、クレジットカード、免許証、現金……。とりあえず全部ストップしなきゃ。

サイフを落としたショックもさることながら、大変なのはここからですね。運悪く年末年始にかかってしまったため、「残念ながら新しいカードは年明けにお届けとなります……。」ポケットに残った僅かな小銭じゃあ、パンとジュースを買ったらおしまいです。通帳と印鑑を持って銀行でお金を下ろすなんて、記憶に残っていないほど昔の事です。

あぁ、めんどくさい! 免許も再発行しなきゃいけないし。ネットバンキングもストップしちゃってますからね。自分のお金なのに、手数料払って振り込まなきゃいけないなんて、もうバカバカしいの極地です。
おかげで、ちょっとだけ無駄遣いしなくてすむようになったかも。

というわけで、今日のイタ雑カウントダウン・アウトレット、日替わりアイテムはFIATレタードベルトが登場。こんな人気のアイテムまで! 驚きのスペシャルプライスです!
コレは無駄遣いじゃありませんから!
12:59 by ジョナタン


2006年12月21日
カウントダウン

ひゃー、21日! あと10日で2006年も終わり……。ついこのあいだ、もう12月か、なんて書いたばかりだと思うのですが。一体どうなっているんでしょう。
さっき寝たばかりなのに、もう朝! このままでは、明日目が覚めたら2007年ももう半ば! なんてことになりかねません。

今年の1月からはじまった「今日のイタ雑」も、もうすぐ1年。その昔、夏休みの日記帳でとっても苦労した僕的には、毎回冷や汗、脂汗混じりでなんとか絞り出し、すっかりカサカサ状態。いよいよ困ると「暑い」だの「寒い」だの天気の話題で行を埋めるのは「今日は一日雨で何もしませんでした。」の小学生時代とまったく同じ手段。全然進歩してないじゃん。

さてこの1年、トリノオリンピックオフィシャルアイテムをはじめ、Enzo Ferrari直筆サイン! Scuderia Ferrariティームウェアetc、1,700点超ものアイテムをこのイタ雑Web Siteでご紹介してきました。過去のNovitaリストを眺めているだけで、あぁ、これが入荷したとき、箱の中からカラカラと嫌な音が聞こえたなぁ、とか、早く中身を確認したくて、梱包のダンボールをバリバリと開けた時のことが鮮やかによみがえってきます。

今年も一年、イロイロあったなぁ、なんてちょっと感慨深くなりつつも、いよいよ次回12月31日は、今年最後のイタ雑Web更新。2006年のイタ雑Webを締めくくるにふさわしい、怒涛! の入荷ラッシュの真最中です。

2006年といえば、あの人です。あと10日、お待ちください。12月31日、イタ雑Web、NOVITAページに堂々の登場です!
13:41 by ジョナタン


2006年12月18日
Good Bye Hero

BT46、スゴかったです。やっぱり。ファン・カー人気はもちろんのこと、ノーマルタイプもあっという間の完売でした。ありがとうございます。そして、惜しくも逃してしまった方、大変申し訳ございませんでした。

それにしてもAlfa Romeo F1、やっぱり根強い人気なんですね。1950年、F1が初めて世界選手権として開催されたその年、ジュゼッペ・ファリーナはF1初代ワールドチャンピオンを獲得。その原動力となったのがAlfa Romeoでした。

1970年第中盤、F1に目覚めたジョナタンとしては、BRABHAM ALFAのカッコよさはもちろんのこと、やっぱり外せないのがFerrariの名前です。Ferrari F1といえば312T、そしてN.ラウダでしょう。312シリーズ、あの頃はタミヤからプラモデルだのラジコンだのバンバン出てましたから。それこそ昼夜を忘れて作りまくってましたね。

昨夜遅く、何気なくテレビをつけたら、2006年F1総集編の真っ最中でした。思わず夢中に。(早く寝ろよ)シューマッハのラストイヤー、ラスト・ラン、みんな泣いてました。モンテゼーモロも、ジャン・トッドも、シューマッハも。来年はもうあの走りは見られないんですね。表彰台のあのジャンプも。

P.S.サーキットを疾走するNSXのCM、覚えている方いらっしゃいますか? あの髭、あの笑顔。
さよなら、Clay Regazzoni
14:00 by ジョナタン


2006年12月14日
ジェット噴射!?

1950年、現在に続くF1世界選手権がはじめて開催されました。もちろんそのすべてを見続けてきた、なんて歳ではありません。一番最初はやっぱり、1976年のF1 in JAPAN。
うゎ、30年前! 初めて目にするF1マシンに、もうクラクラですよ。雑誌で見てるだけなのに。

1976年といえば、絶対はずせないのが「タイレル」。空気抵抗の低減を狙ってのフロントタイヤ小径化と、それにともなうグリップ不足を補うための、なんて難しい話を小学生の僕が知る由もなく、ただただ、「カッコイイ!」の一言で、闇雲にプラモデルを作ったものでした。飾ったり出したりの繰り返しで、そのうちフロントタイヤがそれぞれありえない方向に曲がっちゃったりして……。

その次は、1977年登場のロータス78。真っ黒なボディに細いストライプのJPSカラー!
これ、もうベスト・カラーリング大賞決定です。当然、プラモデル、作りましたよ。もちろんあの1mmにも満たないような細いデカールはグダグダになってましたけど。ならないワケがないでしょ。水から引き上げる段階でもうヨレヨレなんだもの。

で、いよいよ真打登場! ブラバムですよ、BRABHAM。真っ赤なボディを走るMARTINIラインにもう釘付け! 三角定規みたいな、カクカクしたあのカタチも小学生の目にはとてつもなくカッコよく思えたものです。
しかも、後ろについてるヘンな筒はなんですか? ここから何か吹き出すの? なんだかわかんないけど、とにかく凄そう!

鬼才、ゴードン・マーレイの手によって作られたこのマシンが、車体底部の空気を吸い出し云々、なんて話はもうずいぶん後になってから知った話です。その時のエンジンは、あのTipo33の流れを汲む名機、Alfa Romeoフラット12気筒! そんなウンチクを聞かずとも、文句なしにカッコイイ! あのBT46が次回Novitaに!(登場したらいいなぁ)
13:13 by ジョナタン


2006年12月11日
夢はかなうか?

クルマはやっぱりカタチが大事。何言ってんの、エンジンでしょ。いやいや、コーナリング性能だろ! いいえ、乗り心地がいいのが一番……。
クルマ好きが集まると決まって繰り広げられる各々勝手な主張のオンパレード。

しかも、「カタチが大事」派の中でも、丸いのがいいだの、クーペじゃなきゃダメだの喧々囂々ウルサイったらありません。「エンジン」派閥の中にだって、V12最高! だの、キャブじゃなきゃ萌えない、なんていうツワモノが顔を揃えています。

世界の人口65億人のうち、一体何人が「クルマ好き」なのか想像もつきませんが、たとえば0.1%としたら650万人です。うーん、多いの? 少ないの? それに対して、世界中の自動車メーカー(ブランド)は、どんなに多く見積もっても100には満たないはずですが、まぁ仮に100としましょう。で、各ブランドが20車種ずつクルマを作ったと仮定しても、全部で2,000車種しか作れません。

650万人のクルマ好きが、それぞれ勝手に理想のクルマを思い描いているのに、それに対する答えはたったの2,000。1/3250ですよ。こんな計算、僕の持ってる計算機には0しか並んでません。

これが食べ物だったら大変です。お腹を空かせた3,250人がそれぞれ「あんなパンが食べたいなぁ!」と思っているところに出てきたのが「アンパン」だけだったとしたら。しかも「こし餡」の。ありえないでしょ。「なんだよ、カレーパンじゃないの!?」ってことになるわけです。

いや、「つぶ餡最高」って話じゃありませんね。で、結局、世のクルマ好きたちは、自分の理想に「近い」一台を選んで「ニヤリ」とするわけです。でも、本当の理想とはちょっと違うでしょ。そのギャップを、「モディファイ」という名の下、私たち「クルマ好き」は少しずつ埋めてるんですね。ステッカーを貼ったり、シフトノブを交換したりして。

「ニヤリ」が「ニヤニヤ」になるお手伝い、イタ雑にお任せください。次回NOVITAにもきっと登場するはずです!
13:52 by ジョナタン


2006年12月07日
ヘレスは燃えている(四谷も)

地下鉄の駅を出ると、新宿通りを吹き抜ける冷たい風に包まれます。あぁ、もう12月も一週間が過ぎたんだなぁ。なんて毎朝感傷的になっている場合ではありません。

もう2007年ははじまってますよ!
そう、ヘレス・テストです。クリスマス休暇前の最後のテストとあって、各ティーム気合い入ってます。Ferrari、シューマッハ不在もなんのその、なんとワン・ツー。まぁ、テストですから……。
カラーリングもまだ2006仕様のままなので今ひとつ新鮮味には欠けますが、シーズン中には見られなかった小さなウィングやらなんやらの小細工が、ワンオフ感溢れる仕上がり。マニア的には「萌え」なんですが。

そして来シーズンデビューを果たす新人ドライバーの活躍にも注目! でも気になるのはやっぱりライコネン。どうなんでしょう。ただでさえプレッシャーのかかるScuderia Ferrariの、しかもシューマッハの後任ともなれば、その重圧はどれほどのものなのか、僕になんて全然想像もつかないほど大きなものなんでしょうけど。

あのシューマッハですら、Ferrari移籍初年度には「ウルサイ人たち」の目には物足りなく感じられたようでが、今ではもうご存知の通り。まぁ、きっとライコネンならやってくれるでしょう。大酒飲みらしいし。 関係ないか。
来月には待望の新車発表も! なんて考えただけでもうワクワクしてきますね。

さて、クリスマス直前! の次回イタ雑Web更新には、そんなF1フリーク必見! のアイテムも登場。間に合うか!? さらにディープなブ○バムアルフ……。おっと、更新まであと一週間、まだまだ予断を許しません。ご期待ください!
13:52 by ジョナタン


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